GitHub Actions を活用した Python プロジェクトの CI

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2019 17日目の記事です.16日目の記事は @kmconner の「家の電気使用量を可視化する」でした.

この記事では,先日公開された CI/CD ツール GitHub Actions を Python のプロジェクトの CI に利用する方法を紹介します.主に GitHub Actions 上での以下の内容についてカバーします:

  • tox を使ったマルチプラットフォーム・バージョンでのテスト
  • C言語拡張モジュールを扱う際の注意点
  • バイナリを含む wheel のビルド

ここでは WSGI アプリケーションのためのラインプロファイラ wsgi_lineprof で利用している設定を紹介します.説明は不要なのでとにかく設定を知りたいという方は,直接こちらのリポジトリをチェックしてみてください.

“GitHub Actions を活用した Python プロジェクトの CI” の続きを読む

論文執筆を支える継続的インテグレーション: Git から Amazon S3 まで

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2017 8日目の記事です.

学位論文を書く季節になってきました.論文を書く際にはきちんとバックアップを取っておかなければならないなど,実際の執筆以外でも気を遣わなければならないことが多くあります.この記事では,ソフトウェア開発における継続的インテグレーション (CI) や継続的デリバリー (CD) の考え方を取り入れ,様々なツールを活用することで,論文の執筆に集中できる環境を整備する方法を紹介します.

“論文執筆を支える継続的インテグレーション: Git から Amazon S3 まで” の続きを読む

CircleCI で LaTeX 原稿の CI を実現する

\LaTeX を使って論文等の原稿を書いている際に, 複数人で同時に編集したり, ファイルをコミットし忘れたりした結果, 原稿がきちんとコンパイルできなくなることがあります. この記事では CircleCI を用いて Git でバージョン管理している \LaTeX 原稿の継続的インテグレーションを実現する方法を紹介します.

2017/12/8 追記: この記事では CircleCI 1.0 を利用しています.CircleCI 2.0 を使って CI を行う「論文執筆を支える継続的インテグレーション: Git から Amazon S3 まで」という記事を書きましたので,興味のある方はそちらもご覧下さい.

“CircleCI で LaTeX 原稿の CI を実現する” の続きを読む