OS X Yosemite に MongoDB をインストールする

OS X Yosemite では MongoDB のコンパイル時にエラーが発生するため, Homebrew 等で MongoDB をインストールすることが出来ません. コンパイルオプションの変更とパッチの適用で Yosemite にも MongoDB をインストールすることが出来るようになります.

Formula の取得

最新の Formula を取得しておきます.

brew update

Formula の編集

Formula を編集します.

brew edit mongodb

1つ目の修正点は以下の部分で, osx-version-min に 10.10 を指定すると, エラーになるので 10.9 に変更しておきます.

args = %W[
  --prefix=#{prefix}
  -j#{ENV.make_jobs}
  --cc=#{ENV.cc}
  --cxx=#{ENV.cxx}
  --osx-version-min=#{MacOS.version}
]

変更後

args = %W[
  --prefix=#{prefix}
  -j#{ENV.make_jobs}
  --cc=#{ENV.cc}
  --cxx=#{ENV.cxx}
  --osx-version-min=10.9
]

2つ目の修正点はパッチの適用処理の追加で, これを def install の直前に追加します.

  if MacOS.version == :yosemite
    patch :p1 do
      url "https://gist.githubusercontent.com/LinusU/a1771562fec0201c54cd/raw/98825f9fbe93b8cc524e05a9c0e99864e8301731/mongodb.diff"
      sha1 "fc45a39ec5511bff3373f4a531dd035eec79d2ea"
    end
  end

インストール

Formula を保存して, インストールします.

brew install mongodb

参考