モダンフロントエンド開発環境のセットアップに Neutrino を利用してみた話

mypy Playgroud のフロントエンドはこれまで生の (トランスパイル等をすることのない) JavaScript と jQuery 等のいくつかのライブラリで実装されていました.今後の機能追加等を考慮するとこのまま開発を続けていくのは面倒だと感じたため,フロントエンド部分を React で書き直すことにしました.

当初は React 開発環境の整備に Create React App を利用するつもりでいましたが,今回の目的により適していそうな Neutrino というツールを利用することにしました.Neutrino のユーザー体験が良かったものの日本語の記事が見当たらなかったため簡単に紹介します.

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パッケージマネージャがパッケージをインストールする仕組み

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2017 の20日目の記事です.

Python では pip,Ruby では Bundler,JavaScript (Node.js) では npm と様々なパッケージマネージャが存在します.これらを使うと,パッケージをいい感じにインストールして使えるようにしてくれますが,どのようにしてパッケージがインストールされているのかあまりよく把握していない人もいると思います.また,Ruby では GemfileGemfile.lock, Python では requirements.txt,Node.js では package.jsonpackage-lock.jsonyarn.lock といったファイルがパッケージマネージャによって使われていますが,このようなファイルは何のために存在するのか分からない人もいるかと思います.

この記事では,パッケージマネージャがどのようにパッケージをインストールしているのかを紹介します.まず,パッケージマネージャが存在しない場合を仮定してみて,そこから様々な機能を追加していくことでパッケージマネージャが何をしているかを順に見ていきます.

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ポートフォリオをリニューアルしました

2016年5月にポートフォリオをリニューアルしましたので, 利用している技術などを簡単に紹介します. ソースコードは MIT ライセンスで GitHub 上で公開しています.

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socket.io-client で HTTP ヘッダーを設定する

Socket.IO を利用する際に, HTTP ヘッダーに認証トークンや Cookie を設定したいというケースがあります. 従来 HTTP ヘッダーを Socket.IO で設定することは難しいとされていましたが, socket.io-client 1.4 以降では extraHeaders を用いて設定できるようになっています.

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ECMAScript 6 でジェネレータを作ったり、遅延評価してみる

Ruby の Enumerator でジェネレータを作ったり、遅延評価してみる」や「Python でジェネレータを作ったり、遅延評価してみる」の記事を ECMAScript 6 のジェネレータを使って記述するとどのようになるのか, 実際に試してみました.

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